2021年3月のこと

2021年3月

3月6日

本院の診察。

前回の診察からママと二人で凄い悩みました。

 

ママはすぐに手術はしたくない。急過ぎる。

 

パパの意見は、、、

手術で失敗は怖い。すぐに手術という決断が出来ない。

手術をしても後遺症が残る。ずっと痛みが伴うようなことがメイにとって良いのか?

凄く凄く悩みました。

パパの決断は、すぐに手術はしたくない。

そして出来るだけこのままで一緒に過ごし、メイに愛情を注ぎたい。結果として亡くなることになっても・・・

仕方ないのではないけど、手術の苦しみ、後遺症などで苦しい思いをするより、メイが楽しいと思うままメイに愛情を注いで見送りたい。楽しく一緒の時間を少しでも長く過ごしたい、

そう思いました。

 

池田先生にもその旨を伝えました。

先生も理解してくれ、「定期的に診察をしながら様子を見ましょう。ただ何か起きた時はもう手の施しようがないと思います。そこはご理解ください」そうおっしゃってくれました。

 

この日から普通に過ごしながら病気と闘う日々が始まりました。

闘うと言っても出来ることはあまりありません。

メイに愛情を注ぎ、診察を受け、薬などで病状が悪化しないようにする。

それだけです。

 

メイの病気が分かってから毎日、メイを抱っこしながら語りかけました。

パパは食事が終わると、リビングのクッションの上に行きます。

「おいで」と呼ぶとメイはゆっくりとパパの膝の上にきます。

そしてメイを抱っこして

「メイのことが世界で一番大好きだよ。ずっと一緒にいようね」そう声をかけながら

ずっと抱きしめてました。

「でももし病気が苦しかったら我慢しなくていいからね」

そう心の中でメイに伝えました。

メイはずっとおとなしくしてました。

とても穏やかで幸せな毎日でした。

 

この「ラフと一緒♪」では泣き言は言わない。

明るく、かわいいメイの思い出を残すんだ。

そう誓いました。

 

3月中旬になると桜が咲き始めました。

毎日、メイと一緒に桜の写真を撮りました。

「来年も一緒に桜の写真を撮ろうね」そう言いながら

桜満開だよ(3月26日)