8歳くらいから毎年ワンにゃんドッグを受けてました。
大きな病気もなく元気いっぱい。
たまに嘔吐、血尿をするのが心配でしたが、それ以外は問題なし。
2021年1月のドッグ。
最初の結果では問題なしと言われたのですが、翌週の皮膚の診察の時
”もう一度エコーを撮らせてください”と言われました。
診察の結果、大きな副腎腫瘍。命に係わる病気だと言われました。
そこからCT検査、再検査などを繰り返しました。
結果、手術はかなり難しい。
失敗する確率が10~50%。成功しても何らかの後遺症が残ると言われました。
手術しないと早ければすぐに亡くなってしまうかもしれない。でもうまく付き合うことができれば数年生きれるかもしれないと。
先生からはじわじわと弱るのではなく、腫瘍が弾けたら急に亡くなる。と説明を受けてます。
凄く悩みました。
パパとママの決断は、手術で失敗も怖いし成功しても後遺症が残って苦しい思いをさせるより、手術しないで毎日を楽しく後悔しないように生きるようにしよう。
そう決めました。
そこから毎日を楽しく過ごせるように。と思って過ごしました。無理はしないように。
毎日、抱っこして「ありがとう。大好きだよ。」と声をかけて。
一年なにごともなく過ぎました。
2022年になるとメイがだんだん散歩に行きたがらなくなりました。
嫌がるときは無理をさせずに。
寒いから。暖かくなってくるとまた散歩するようになるといいなぁ。
でもだんだん散歩の距離は短くなり、歩む速度がゆっくりに。
家でも遊ぶことはほぼなくなり寝てばかりになりました。
パパが帰宅した時も、玄関のドアの音にも気づかない時が増えてきます。
それでもワン!と鳴いてお迎えはしてくれました。
春になると散歩も行くようになりました。
しかし、玄関の音でワン!と鳴くことが少なくなりました。
でもパパが帰るのに気づくとダッシュでお迎えしてジャンプ⇒鼻をペロペロ。
7月くらいまでダッシュでお迎えしてくれてました。
7月から食欲が落ちてきます。というか好き嫌いが出てきます。
いつものドライフードは食べない。他のフードに変えると食べるけど、すぐに食べなくなる。
ワンコも年齢が進むとわがままになる子が多いようで、メイも歳でわがままになったんだなぁと思ってました。
8月は帰宅時のダッシュはほぼなくなりました。
帰宅しても寝たまま。でも「ただいま」と言って挨拶すると飛びついて鼻をペロペロ。
それは昨日8/16までしてくれてました。
そう昨日まで飛びついてくるくらいの元気はあったんです。
8/16
帰宅すると飛びついて鼻をペロペロ。
でも食欲はなし。
ご飯は朝食べたきり食べてくれない。
ママがオヤツをあげようとすると大喜び。
くるくる回りお手とおかわりをしてオヤツをもらいました。
そこまでは元気だったんです。
その後はいつものように寝てばかり。
ところが突然嘔吐。嘔吐が何度も続きます。
パパもママも大慌て。なんども吐いたあと落ち着きます。
明日、朝の散歩はなしで具合悪かったら病院に連れて行こう。
元気でも木曜に池田先生に見てもらおうと。
とママと決めました。
8/17
パパが起きるとメイはゴソゴソと移動しつつ寝ています。
撫ぜてあげるけどそんなに大きな反応はなし。いつもの感じです。
パパが会社に行く準備をしてる間もゴソゴソと移動するけど大きな反応はなし。
行ってくるねと声をかけて撫ぜてから出社しました。
仕事中にママに連絡すると、全く食べない、反芻しそう。病院に連れていくと。
病院では心拍、血圧は大丈夫そう。詳しく診察してもらう。
血液検査の結果が異常値を示す真っ赤。多臓器不全でした。腫瘍が破裂したようです。
メイはぐったり。ママは先生と相談して自宅に連れて帰ります。
最後は家で迎えてあげようと。
パパも急いで帰宅します。
ママとメイが帰宅して少ししたくらいでメイはゆっくりと眠りについたようです。
だんだん動かなくなり息をしているのかも分からなくなったそうです。
パパ急いだけど間に合いませんでした。
一人で看取ってママにつらい思いをさせてしまいました。
昨日まで元気だったので油断してしまいました。凄く悔やんでます。
もっと最後の時間を大切にすべきだった。
覚悟していたことだけど急すぎる。
もう悔やんでもしかたないですがやりきれないです。
今は動かなくなったメイに声をかけてます。
メイとの残りの時間をゆっくりと過ごしたいと思います。
メイがいてくれて楽しかったよ。幸せだったよ。
メイがパパの子で本当に良かった。ありがとう。
ゆっくり休んでね。
生まれ変わっても家族になってね。